DMS-SGP02はデュアルアンテナGPSを搭載しているため、本体が静止している状態でもGPS方位基準信号が得られます。
特徴
ソリッドステート、ストラップダウンシステム
GPSヘディングリファレンス
緯度、経度、高度を出力
ローコスト
堅牢性、高信頼性
耐振動性
アナログ出力とRS-232シリアル出力
1年保証
エンジニアリングサポート
DMS-SGP02は、DMS-EGP02を小型化した製品です。DMS-SGP02は、パッケージの小型化を実現するため、当社のMEMSレートジャイロ「Sシリーズ」を採用しています。
DMSは、3軸の角速度・加速度データを必要とするほぼすべてのアプリケーションで使用できます。この慣性センサーは、角速度および加速度の出力をアナログおよびデジタル形式で提供します。DMSは6つの加速度計出力を備えています。X、Y、Z軸の出力は車体の平面内の加速度を表し、2番目の3つの出力セットは地球レベルの座標系に並んだ加速度を測定します。これにより、重力の影響を受けずに前方および側方の加速度を測定することができます。3軸センサーは、センサーをソフトウェアでアライメントできるため、アライメントエラーを大幅に低減することができます。また、シリアルインターフェースにより、ほぼすべての動作パラメータを設定することが可能です。
DMS-SGP02は、正確な方位が必要でありながら、磁気コンパスを使用することができない車両アプリケーション向けに設計されています。このセンサーはデュアルGPSアンテナシステムを搭載しており、車両が動いていないときでも方位データを提供します。また、GPSアンテナを追加することで、車両の速度データをDMSに提供し、急カーブなどのダイナミックな操作時の性能を向上させています。
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