VDM®アロイ400は、単相固溶体のニッケル銅合金で、広範囲の腐食性媒体において優れた耐食性を示します。
VDM®アロイ400の特徴は以下の通りです:
耐塩化物応力腐食性
低温でも優れた強度
他の高合金材料と比較して加工が容易。
VdTÜV Material Sheet 263 に基づき、-10~425 °C (14~797 °F)、ASME Boiler and Pressure Vessel Code に基づき、480 °C (896 °F)までの圧力容器用として承認されています。
機械的特性
VDM® Alloy 400 の機械的特性は、指定された半加工形状および寸法の条件および仕様に適用されます(「入手可能性」の章を参照)。それ以上の寸法については別途ご相談ください。
耐食性 V
DM®Alloy400は中性塩、アルカリ塩に対して優れた耐食性を有し、製塩システムの標準材料として長い間使用されてきました。VDM®アロイ400はフッ素、フッ化水素酸、フッ化水素またはそれらの化合物と接触して使用できる数少ない材料の一つです。この材料は、アルカリ性媒体に対して非常に高い耐性を持っています。また、海水中での挙動も銅基合金と比較して優れており、キャビテーションに対する耐性が向上しています。VDM®アロイ400は、硫酸や塩酸のような希釈度の高い鉱酸と接触しても、換気しなければ使用可能です。
クロムを含まないため、酸化条件下では腐食速度が著しく増加します。
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