新型Trango Xとの同時発売は、偶然ではなく、上位機種の技術が下位機種の技術に入り込むことを改めて示しています。新型Summit Xは、その「兄」の遺伝子を受け継ぎ、全く新しい2ライナーのハイブリッドライン設定に加え、エアフォイルにもその血筋を見ることができます。このような新技術がBクラスにも搭載されるようになったのは、よりパワフルでガタつきのない新しいプロファイルの開発に大きく関わった有名技術大学との協力があったからにほかなりません。数多くのシミュレーションと試作を経て、新型Summit XでBクラスの新時代を切り開くことができたと自負しています!
全く新しい翼型と2ライナーハイブリッドラインシステムにより、これまで以上に力強くなった新型サミットX!Bセグメントでの認証は、折り畳み式ラインなしで完全に達成されました!
何が新しいのか?
サミットXは、全く新しいラインコンセプトを採用しています。このラインコンセプトは「2ライナーハイブリッド」とも呼ばれ、空気抵抗が少なく滑空性能が向上するだけでなく、Cライザーによるステアリングもより効率的に行えるようになりました。このハイブリッドシステムは、キャノピー中央部では従来の3本のラインから構成されていますが、翼側面では2本のラインに絞られ、本格的な2本ライナーの例に倣っています。
さらに、私たちの研究開発チームは、まったく新しい翼を作り上げました。この新しい翼は、空気の流れをより最適化することで、空気抵抗を大幅に低減しています。さらに、パッシブセーフティにも貢献する、耐倒れ性にも優れた翼です。
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