EFI-890Rは、単体のプライマリーフライトディスプレイ(PFD)やマルチファンクションディスプレイ(MFD)として、またPFDとナビゲーションディスプレイ(ND)を完全に統合したコックピットシステムとして柔軟に設置することが可能な高機能フライトディスプレイです。8.9インチの大型液晶ディスプレイを搭載しながらも、軽量・コンパクトな筐体を実現し、最適なサイズに仕上げています。
高解像度、高コントラストのディスプレイは、明るい日光や薄暗い夜間など、あらゆる環境下で優れた視認性を提供します。また、非常に広い視野角にも対応しています。
また、LEDバックライトは、低消費電力で動作温度が低く、信頼性に優れています。このLEDバックライトシステムは、色の均一性を向上させ、より明るくクリアなディスプレイを実現します。
ADI、HSI、レーダーインジケータ、高度計、VSI、RMI、対気速度計をPFDとND大型マルチフォーマット表示器に置き換えます。特定の航空機に搭載可能な専用エンジンディスプレイは、既存の個々の電気機械式計器に代わり、1画面、2チャンネル冗長化されています。
多彩なレトロフィットおよびフォワードフィット・アプリケーション
EFI-890Rは、適応性の高い設計により、40種類以上の航空機のレトロフィットおよびフォワードフィットのアプリケーションで実績のあるソリューションです。EFI-890Rは、Part23の認証要件を満たし、あらゆるプラットフォームで認証されています。
EFI-890Rは、多くのフライトデッキ機器へのインターフェース機能を持ち、オートパイロット、フライトディレクター、レーダー、地形認識警報システム(TAWS)など、多くのアナログおよびデジタル航空機システムからの直接入力をサポートする多用途な設計になっています。
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