東レセテックス® TC1200は、半結晶性熱可塑性ポリマーであるPEEKを用いたハイエンド熱可塑性コンポジット材料で、優れた機械的性能を発揮します。
航空宇宙や最先端の医療用途など、要求の厳しい分野で長年にわたり使用されてきたPEEKは、その利点と汎用性の高さを証明しています。複合材料としてのPEEKは、高温下でも優れた機械的性能を発揮します。この樹脂は半結晶性であるため、化学物質や溶剤に対する優れた耐性があり、燃焼性においても同様に優れた性能を発揮します。
東レセテックス® TC1200は、UDテープ、ファブリックプリプレグ、RTL(強化熱可塑性樹脂積層板)の各形態で提供されています。RTLには落雷防止機能を持たせることができ、カーボン強化RTLには薄いガラストップ層を設けて、部分的に金属製のアセンブリをガルバニック腐食から保護することができます。ガラススクリムは、UDテープで作られた構造にも適用できます。
製品の利点/特徴
優れた強靭性と耐衝撃性
高温下でも優れた機械的性能
低吸湿性による優れた高温/湿潤強度保持力
完全含浸の低ボイド率一方向テープで、堅牢な加工が可能
本質的に難燃性
優れた耐薬品性と耐溶剤性
市場セグメント
メディカル
航空機内装
航空構造物
eVTOL / アーバンエアモビリティ
製品詳細
製品カテゴリー - 熱可塑性プリプレグ/ラミネート
加工方法 - AFP/ATL
プレス成形
溶着加工
オートクレーブ
樹脂の種類 - PEEK
Tg(ドライ、オンセット) - 143 °C / 289 °F
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