X周波数帯で動作するRP-5GI精密接近レーダーは、あらゆる種類の航空機の精密接近操縦に必要な完全なレーダー情報を保証する近代的レーダーシステムです。
レーダーシステムは、円形の台座に設置されたアンテナシステム、アンテナシステムの近くにあるコンテナまたは建物に収容されたレーダーヘッドエレクトロニクスから構成されています。オペレーター用のディスプレイコンソールは、管制塔または管制室に設置されます。ICAOの要求事項を満たし、設置が容易なモジュール設計のレーダーは、既存の空港技術設備にシームレスに統合することができます。受信信号のデジタル処理には、最新のドップラー方式を採用しています。検出されたターゲットは、大型LCDスクリーンに表示されます。このレーダーには、効率的なBITE診断システムが搭載されています。このレーダーシステムは連続運転に適しており、モジュール式で二重構造になっているため、技術担当者が常駐する必要はありません。音声通信を含むレーダーデータは、PCをベースとした大容量記録装置に保存されます。
主な特徴
コンパクトで高効率なレーダーシステム
最新鋭の信号処理およびレーダーデータ処理
レーダーデータの大判表示と気象情報の表示
厳しい気象条件下で実証された堅牢なアンテナシステム構造
主な技術パラメータ
観測範囲
範囲 - 0〜20 NM
仰角パターン - 1°〜+9
アジマスパターン -15°〜+15
精度 (RMS)
レンジ - 30 m + タッチダウンポイントからの距離の3%以内
アジマス方向:航空機のアンテナからの距離の0.6% +航空機のコースラインからの偏差の10
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