PDTX-1000 ペイロードデータトランスミッタは、最新の変調方式を用いた、費用対効果の高い宇宙用高 速データダウンリンクトランスミッタです。また、コマンドやハウスキーピングのためのCANバスインターフェイスを備えています。STTの宇宙用機器は、最高の品質と信頼性を提供します。
PDTX-1000 は、CCSDS 標準のペイロードデータ伝送方式(CCSDS 131.3-B-1)に完全準拠し、DVB-S2 方式を採用しています。DVB-S2の実装が広く普及しているため、高い技術成熟度が保証され、地上セグメントに費用対効果の高いソリューションを提供します。
PDTX-1000は、Cバンド(5,150MHz~5,216MHz、移動体衛星サービス用非静止衛星システムの地球間フィーダーリンクに割り当て)とXバンド(8,025~8,400MHz)で運用可能です。
伝送モードに関するサポート規格 - ETSI EN 302 307 V1.3.1, 2012 年 11 月, 完全準拠 CCSDS 131.3-B-1, Blue Book, 2013 年 3 月, 完全準拠
変調器シンボルレート - 50 MBd
送信周波数 5183MHz (ITU周波数帯の中心周波数)
送信電力 - 1 W~8 W 微小ステップで調整可能 (< 0.1 dB)
エラーベクトルマグニチュード - < 8
帯域外エミッション - ITU-R SM.1541-6, Annex 5.1 準拠
スプリアス信号 - < 70 dBc (ITU-Rに基づくスプリアス領域において)
一次電圧範囲 - 22 V~34 V
消費電力 - < 45 W
質量 - < 4.5 kg
容積 - < 3.5 リットル
動作温度 - -30°C ~ +60°C
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