製品の特徴:
装置が小型であるため、設置場所に選択肢が増えます。また、設置場所によりベンチトップ(BT)タイプ、あるいはフロア(FV)タイプを選択できます。
iCAL(Intelligent Calibration Logic)システムにより、1点の試料で標準化が完了しますので(約5分)、標準化作業の大幅な時間短縮が可能となります。
受光部に高解像度CMOS/CCDマルチディテクタを採用していますので、光電子増倍管タイプに比べ、分析可能元素が極めて多くなっています。
例)Feベース:最大31元素、Alベース:最大36元素
※その他、Cu, Mg, Ni, Zn, Sn, Pb, Co, Tiベースの分析が可能です。詳細はお問合せください。
※将来的にベースマトリックスや分析プログラムの追加が必要になった場合、ハードの改造は不要で、ソフトのみの追加で容易に行えます。
新型MAXxにおける改良点:
UVカートリッジを採用し、UV光学系内にArガスを封入することにより、待機時のアルゴンガス消費量を64%削減しました。
装置前面にスタート・ストップボタンを追加することにより、より迅速に分析を行うことが可能となりました。
クイックチェックプログラム:FeとAlベースの主要な元素を12秒で分析できるプログラムを追加することができ、生産性の向上に貢献します。
UV光学系にCMOS検出器を採用することにより、チタン中の水素・酸素・窒素の定量分析が可能となりました。さらに、ソフトのみのチャンネル追加で鉄、コバルト、ニッケル中の窒素を分析可能となりました。
製品の概略仕様:
高解像度CMOS/CCDマルチディテクタ
測定波長範囲
例)Feベース:最大31元素、Alベース:最大36元素