新型デュアルサイドオン・インターフェース(DSOI)が、感度を高めながらも、コンタミ/マトリックスマッチングの問題を取り除きます
2つに代わり1つで:マーケットで唯一のマルチビュープラズマ装置―真のアキシャルそしてラジアル(シングルまたはデュアル)プラズマ測光を1台の装置内に搭載
ORCA光学系システム:エシェル光学系システムと比較し最大5倍の感度を有し、130~770nm範囲を同時スペクトラムキャプチャ ― 紫外/真空紫外領域で最高のパフォーマンスを提供
SPECTRO ARCOS誘導結合プラズマ発光分光分析装置( ICP-OES )は、産業および学術研究アプリケーションにおける、金属、化学、石油化学、その他さまざまな材料の最も高度な元素分析のための最先端の分析装置です。
ペリスコープフリーのマルチビュー・メカニズムは、ラジアルビューをアキシャルビューへ実際に“回転”、またはその逆(アキシャルからラジアルへ)を可能にし、それを90秒またはそれ以下で実行することができるようになっています。さらに現在では、デュアル・サイド・オンがラインナップに追加され、2つの光学系インターフェースは感度を向上させ、コンタミやマトリックスマッチングから生じる問題を防ぎます。
相補型金属酸化膜半導体(CMOS)テクノロジーをベースとしたリニア・アレイ検出器は、ブルーミングを防ぎ、近傍に“強い”マトリックスラインがある中でさえ極微量元素の低シグナルを検出、高ダイナミックレンジでの分析を提供、オン・チップ冷却を防ぎます。
SPECTRO ARCOSの設計/デザインは、長期に渡る極めて低い運用コストを保証します。モダンかつ人間工学に基づいた筐体に、パージ不要のUV-PLUS密閉ガス浄化テクノロジー、独自の空冷機構、オプションのインテリジェント・バルブ・システム、リモートモニタリング用ポータブルビデオカメラなど、定評のある特徴を備えています。
新型SPECTRO ARCOSでは、プラズマ測光方式や元素波長範囲によって6つの異なるバージョンを用意しております。
SPECTOROのその他 ICP-OES / ICP-AES 装置ラインナップとしては、 SPECTROGREEN および SPECTRO GENESIS があります。