Sepura Device Manager(SDM)は、ミッションクリティカルなお客様向けに集中管理ソリューションを提供するために設計されました。その主な目的は、LTEベアラ経由で現場でのデバイス管理を行うことであり、お客様はデバイス群をほぼリアルタイムで管理することができます。
OTA(Over-the-Air)ソフトウェアアップグレードと構成管理を利用することで、LTEネットワーク上のデバイスを展開・管理するためのコスト効率の高いソリューションが実現します。
ソフトウェアアップグレード
一元管理されたソフトウェアアップグレードにより、新機能や修正プログラムを導入することができ、サービスセンターに戻らなくても、デバイスが使用中のまま、導入の進捗状況を明確に更新することができます。
コンフィギュレーションデータ
SDMでは、SCU3 Broadband Vehicle Deviceの設定セットを作成することができます。これらのコンフィギュレーションは、電力、オーディオゲイン、ネットワークベアラの選択に関するパラメータを、一連のルールによって制御します。設定は、使いやすいグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)を使用して作成および編集し、グループまたは1つのデバイスに直接適用することができます。
デバイスグループとポリシー
SDMの主な強みは、デバイスのグループを一元的に管理できることです。この機能をデバイスグループとポリシーと組み合わせることで、ユーザーは大規模なデバイス群を迅速にプロビジョニングし、管理することができます。デバイスポリシーは、設定ルールのセットをポリシーにグループ化し、ボタン1つで展開できるようにするものです。
デバイスにポリシーが適用されると、SDMはデバイスが適用されたポリシーに準拠していることを確認し、このポリシーから逸脱した場合は、SDMが自動修正を試みるか、デバイスが準拠していないことを示すフラグが立てられます。
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