非接触式レーザー スキャナー VQ-840-GL

航空用測定用空輸用

RIEGL VQ-840-GLは、地形測量と水深測量の複合測量を行うための完全一体型のコンパクトなエアボーン・レーザースキャナーです。このLiDARシステムは、新しいデザインで提供されるようになりました。実績のあるフォームファクターを維持しながら、内部の再設計と超軽量素材の使用により、10kg（22ポンド）未満の軽量化を実現し、VQ-840-GLはUAVへの搭載にさらに適しています。 VQ-840-GLは、パルスレーザー光源から照射される可視域の細い緑色のレーザービームにより、水中地形の高解像度測量を行うレーザー距離計測装置です。レーザーの波長は水中を透過するため、水中にあるターゲットの計測も可能です。 距離測定は、非常に短いレーザーパルスによる飛行時間測定と、その後のエコーデジタル化およびオンライン波形処理に基づいて行われます。また、複数のエコー信号が混在するような複雑な測定にも対応できるよう、デジタル化したエコー波形をデータストレージに保存し、オフラインで全波形解析することも可能です。 レーザー光は楕円状のスキャンパターンで偏向され、ばらつきの少ない入射角で水面に当たります。 VQ-840-GLは、慣性航法センサーを搭載することにより、装置の位置と姿勢を推定することができます。また、オプションとして、高解像度デジタルカメラの搭載も可能です。堅牢な内部機構と防塵・防滴構造のハウジングにより、航空機内での長期運用が可能です。 主な特長 地形と水深の複合的な空中およびUAVベースの調査用に設計されています。