VQ-1260は、RIEGLの最新ハイエンドエアボーン・レーザースキャンシステムで、高密度広域地図から超高解像度都市地図や回廊地図まで、幅広い分野で活用できます。
パルス繰り返し周波数が2.2MHzからというユニークな設計により、地上の点間隔が一定で点密度分布がほぼ一定に保たれます。最大PRRで2300m、最小PRRで5400mという広い測定距離と、ターゲット反射率20%により、例えば150ノットの飛行速度で平均8点/平方メートル、最大500km2/hという高いエリア取得効率を実現しています。
新設計の光学フロントエンドは、大気クラッタによる近距離エコーを大幅に低減し、クリーンな点群データを取得します。オンライン波形処理、全波形処理機能は、このクラスの機器では当然のことです。
スキャンデータやカメラ画像はリムーバブルハードディスクに保存され、装置から直接アクセスできるため、外部データレコーダは不要です。
高性能IMU/GNSSユニットと1台または2台の高解像度RGB/NIRカメラ(オプション)が、コンパクトで使いやすいデザインの筐体にシームレスに統合されています。標準化されたマウントフランジは、一般的なハッチやジャイロスタビライズマウントにフィットし、最適なポイント配分を維持します。
主な特徴
最大2.2 MHzの高速パルス繰り返し周波数
地上では1秒間に147万回の測定が可能
最適なポイント分布により、最適なターゲット分解能を実現
優れた大気クラッタ抑圧性能
マルチターゲット機能
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