RiUNITEは、RIEGLのキネマティックレーザーデータ用点群管理スイート「RiPROCESS」のLiDARデータ処理の中核をなすソフトウェアモジュールです。
正確な点群生成に必要な4つの主要作業を容易にします。
- 波形解析=RiANALYZE機能
RiUNITEは、デジタル化されたエコー信号からFWA(Full Waveform Analyis)により離散的なターゲットを抽出します。また、OWP(Online Waveform Processed)ターゲットも扱えます。
- マルチタイムアラウンド分解能=RiMTA機能
長距離の高速測定では、一般的にレンジアンビギュイティが発生します。MTA(Multiple-Time-Around)機能を持つ測定器のデータには、これらのアンビギュイティを解決するためにRiUNITEが使用する情報が含まれています。
-座標変換=RiWORLD機能
RiUNITEは、スキャナ座標系(SOCS)のレーザースキャンデータと、記録された位置・姿勢データ(POS)を、地心座標系(WGS84、ITRS、ETRSなど)のデータセットに結合する。
- ポイントクラウドストレージ
RiUNITE は、RIEGL Data Base(RDB)の読み取りと書き込みを行います。RDB は、可視化、フィルタリング、調整のための中心的なデータ保存形式であり、すべての主要な RiPROCESS ソフトウェアモジュールで使用されています。
主な機能
記録された波形データからのエコー信号の抽出
マルチタイムアラウンド(MTA)レンジアンビギュイティの解消
抽出されたエコーのローカル機器座標系からグローバル座標系への変換
膨大な点群データを効率的に整理し、高速なデータ保存・検索を実現
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