RiWaveLIB は、RIEGL レーザースキャナーで記録されたデジタル化されたエコー信号を、データ取得中に簡単にアクセスできるようにするものです。波形データとして知られるデジタル化されたエコー信号は、いわゆる全波形解析の基礎となるもので、波形からレンジング情報や追加データを推測することができます。さらに、このライブラリでは、各計測のタイムスタンプと計測方向にアクセスできるため、ユーザーは独自のアルゴリズムに基づいて点群データを計算し、全波形解析に利用することが可能です。
RiWaveLIBは、RIEGLが使用する波形データフォーマット、RIEGL LMS-Q560とRIEGL LMS-Q680(i)が使用するSDFファイルフォーマット、波形データオプション付きのRIEGL VZタイプとVQタイプのレーザースキャナで使用されているWFMファイルフォーマットの両方にアクセスすることが可能です。アプリケーションプログラマーは、共通のインターフェイスを使用して、両方のファイルフォーマットの波形データにアクセスすることができます。
主な機能
RIEGL製装置で取得された波形データへのフルアクセス
SDFおよびWFMファイルフォーマット用の共通インターフェース
データストリーム内のタイムスタンプをインデックスベースで検索可能
その他の注意事項
ライブラリのインタフェースは標準的なCの規約を使用
C、C++、Pascal、Pythonなど様々なプログラミング言語から使用可能
LinuxとWindows®の両方をサポート
---