ピトー管式風速計は、ピトー管を用いて差圧により風速を測定します。ピトー管風速計は、測定された周囲圧力と流入圧力から風速を計算します。従って、この装置にはいくつかの測定機能があります。従って、ピトー風速計は差圧、相対圧、流速、体積流量を測定または計算することができます。ピトー管と測定器の接続は、クイックカップリングを使ってホースを通して行います。ピトー管風速計の用途に応じて、様々なホースが用意されています。
メインディスプレイには、測定された差圧が表示されます。その下のセカンダリディスプレイは、ピトー管風速計を使用して計算された測定値を表示します。さらに、最大差圧と最小差圧を2つのグラフィック・ディスプレイに表示することができます。しかし、ここでは測定された周囲温度も視覚化することができます。ピトー管風速計にはバックライト付きディスプレイが装備されています。差圧の分解能は任意に切り替えることができます。分解能を10倍にする高精度モードも搭載されています。
データ処理用に、ピトー管風速計にはメモリが装備されています。USBインターフェースを介して、ソフトウェアの助けを借りてデータを読み出すことができます。このように、ピトー管風速計は現場だけでなく、実験室でも使用することができます。
ピトー管風速計の付属品にピトー管継手があります。
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