冷房・暖房・換気を1つのコンパクトなシステムで実現
冷媒を使わないエコロジーな運転
最小限の電力消費
ECS-Y12Fは、新世代の多目的ターボプロップ輸送機Y12F用に開発・設計されましたが、他の類似機にも改造することが可能です。この環境制御システムは、冷却・加熱・換気システムが一体となったコンパクトな設計で、消費電力が少なく、冷却水を使用しないため、エコロジーな運用が可能であるなど、多くの利点を持っています。寿命は9,000時間で、高度7,000mまで使用可能です。
PBSのすべてのECSユニットがそうであるように、取り付けは非常に簡単で、TBO(オーバーホール間隔)も非常に優れています。また、電気駆動ではないので、騒音も少なく、イニシャルコストも抑えることができます。また、お客様のご要望に応じてユニットの調整・バリエーションが可能であり、お客様の航空機に最適な状態で使用できることを保証しています。
本システムは、乗客19名、パイロット2名の軽量双発機「Y12F」の冷暖房用として設計されています。また、このシステムは他の用途に変更することも可能です。
風量
最大1,000 kg/h - max.2,200ポンド/時
コックピットに入る空気の温度
+15°C~+30°C、+59°F~+86°F
重量
41.0 kg - 90.4 ポンド
寸法 長さ x 高さ x 幅
1,024 x 323 x 771 mm - 40.31 x 12.72 x 30.35 インチ
動作高度
0~7,000 m(0~23,000フィート
耐用年数
9,000時間 - 9,000時間
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