トラニオンテーブルのB軸には剛性が高く高速駆動に適したローラギヤカム、C軸には低回転時でも高いトルクを発生するダイレクトドライブモータを採用し、高速・高精度な加工を可能としています。
高速動作
B軸:50min-1
C軸:120min--1(標準仕様)
1,200min-1(特別仕様)〈旋削モード時〉
割出し精度(実績値)
B軸割出し精度/繰り返し精度:±1.78秒/±0.50秒
C軸割出し精度/繰り返し精度:±2.26秒/±0.12秒
※記載のデータは実績値であり、精度を保証するものではありません。
最大ワーク径ø500mm、最大ワーク高さ400mmの十分な加工領域を確保し、テーブルを様々な角度に傾斜させた状態でも、ワークの端 まで工具が届くため、広範囲な5軸加工が可能です。
トラニオンがスイングしたままでも工具交換が出来るので、サイクルタイムの削減や加工精度の向上につながります。
広い加工エリア
寄り付きの良さが、オペレータの負担を軽減
トラニオンの軸方向からアプローチすることで、テーブル中心までが515mmという良好な寄り付きを実現。
主軸への寄り付きも良好で、加工準備作業時のオペレータの負担を軽減し、作業効率アップを図ります。
加工状態の視認性を向上
120度傾いたワーク状態が確認できるBC軸テーブル構造と正面ドアの大型窓。さらに、加工室内を明るく照らす、ちらつきの少ないLED照明の採用で、加工状態の視認性を向上しています。