最も重要なテストでは、振動制御と並行して時刻歴データを記録することができ、制御性能を低下させることはありません。m+p VibControl システムのリアルタイム スループット データ キャプチャ機能では、チャンネル数や使用する周波数範囲に関係なく、選択したすべてのチャンネルを内蔵のデータ サーバに時間領域で連続的に記録できます (「スループット トゥ ディスク」)。つまり、解析のためにすべてのオリジナルデータにいつでもアクセスできるということです。
現在でも広く使用されている方法の1つに、通常の周波数データの記録と並行して、振動試験の時間データを第2の計測システムに記録するというものがあります。この方法では、ハードウェアに追加コストがかかり、システムの操作も複雑になります。m+p internationalのスループット機能を使用すると、プロセスが簡素化され、さらに、テスト実行後に記録された時間データを簡単に後処理することができます。スループット機能は、振動制御プロセスとは独立して開始・停止することができます。時間データは、データ・リダクション・ソフトウェアを使って解析されます。高度な解析には、FFT計算やノイズデータのオクターブ解析などがあります。
データリダクション、時刻歴記録、振動制御を1つのシステムで実現
m+p VibControl は、スループット データ収集、データ リダクション、および振動制御を 1 台の m+p VibControl システムで並行して実行できるため、試験コストやオペレータのトレーニングを大幅に削減できます。
主な機能
時刻歴の記録 (ディスクへのスループット)
スループット ディスクへの連続的でギャップのない時刻歴の記録
すべての試験モードに対応
---