特長
小型サイズで大型レーダ並みの機能を実現
軽量コンパクトな一体型センサ
レーダセンサは、アンテナ、駆動機構、アンテナ制御、送受信、信号処理の全てを高さ1.8m、直径1.8mのレドームに収納した一体型となっています。一体型としたことで、簡単に運搬、設置を行うことができる他、汎用PCをLAN接続するだけで観測を行うことが可能です。
耐震性設計
レーダセンサは耐震性設計となっているため、そのコンパクトさと合わせて固定観測局だけではなく移動観測局としても使用することができます。
高精度、高性能なセンサ
Xバンド小型気象レーダは細かなメッシュ解像度を持っているため、都市豪雨など局所的な観測に使用することができます。システム感度も80kmのレンジで1mm/hの降雨現象を観測できる高感度となっています。
さらに、送信位相と受信位相の違いから得られるドップラー速度や、水平/垂直偏波の偏波面の違いから得られる各種偏波パラメータを検出することも可能です。
柔軟な制御が可能
レーダ制御のソフトウェアはwebベースのインターフェースを持っているため、ネットワーク経由で接続したPCのwebブラウザにより観測制御、運用監視、観測スケジュールの変更、警告情報や観測履歴の閲覧、レーダセンサの遠隔診断などが可能です。