- INDELA SP-35は、UAVの緊急着陸用に設計されたパラシュートシステムで、着陸質量は35kgです。
パラシュートコンテナのキャップがUAVから分離した後、補助パラシュートが流れ込み、充填された後、メインパラシュートでコンテナからカバーを、シュラウドでセル室から、そしてキューポラでカバーから順次引き伸ばします。
パラシュートシステムの構成と動作。メインパラシュートは、構造的には通気孔のある「二重構造十字型」です。パラシュートのキューポラはRSA製のF-111フォスタナイロンで、通気性がよく、LTKP-10-70ベルト(70kgfの強度)でフレームが補強されています。シュラウド(16点)は高弾性ポリエチレン(ダイニーマ)製で、120kgf以上の強度があります。メインパラシュート用のカバーは、長さ約2mの円錐形の容器です。上部にはVPとの接続用ループがあり、下部にはカバーの結合用アイレットが2つあります。カバーの側面には、メインパラシュートのシュラウドを配置するためのハニカムが取り付けられています。ハニカムはスカートで覆われています。
メインパラシュートをUAVリンクのループに結合するための連結リンクは、ダイニーマコードの端にループをつけたソフトリンクです。ループの片方には金属製のリングが挿入されています。
INDELA SP-35システムの構造は、UAVの着陸質量が35kgの場合、以下の性能を確保します。
パラシュート作動の最大速度(m/s) - 60
パラシュート作動の最低速度 - m/s - 15
パラシュート起動時の着地点からの最低高さ - m - 100
パラシュートシステム作動時の最大(気圧)高さ - m - 3500
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