INDELA OGD-20HIRは、UAV INDELA-I.N.SKYの基本ペイロードとして搭載されています。INDELA-I.N.SKYは、KB INDELA Ltd.が開発した監視・偵察・諜報用の基本ペイロードです。
INDELA OGD-20HIRは、赤外線カメラ、カラーカメラ、レーザー距離計、ビデオプロセッサ、慣性モジュールの5つのモジュールをコンパクトなボディに搭載した電気光学システムです。
INDELA OGD-20HIRは、航空写真撮影とカラー、モノクロビデオ画像、赤外線画像のGCSモニターでの受信を可能にするシステムです。撮影は昼夜を問わず行うことができます。
また、アクティブ2軸手ぶれ補正やターゲット距離の推定が可能であることも、このシステムの利点です。
ビデオプロセッサーは、オペレーターが選択した対象物を常に自動追尾し(オートトラッキング)、赤外線カメラとカラーカメラから同時に受信した映像信号を処理することが可能です。
自動追尾機能には、ターゲット捕捉モードと追尾モードの2つのモードがあります
ターゲット捕捉モード」では、作業ウィンドウに入るオブジェクトとその位置をシステムが自動的に定義し、提案します。ターゲットサーチは、ワークウィンドウの中央に位置するコントラストと均質なオブジェクト(選択されたアルゴリズムに依存)の間で実行されます。位置とウィンドウサイズは、ユーザーが指定できます。
ターゲットが検出されると、オペレーターはトラッキングコマンドを送信し、システムは "トラッキングモード "に移行します。システムは自動的に選択されたオブジェクトを追跡します。
ピクチャー・イン・ピクチャー」モードでは、2つのビデオチャンネルからの画像を同時にモニターに表示することができます。1つのチャンネルの映像はディスプレイ出力チャンネルに送られ、別のチャンネルの画像はビデオウィンドウとしてディスプレイ画像領域にオーバーレイ表示されます。
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