Redux® 312は120℃硬化の高強度フィルム接着剤で、100℃までの使用温度が想定される金属同士の接着やサンドイッチ構造などに適しています。接着線の厚みをコントロールするために、ナイロン織物キャリアを使用したRedux® 312/5があります。
特徴
短い硬化サイクル - 120°Cで30分以内に硬化
100℃までの良好な機械的性能
コンポジット同士の接着に最適
低揮発性(無溶剤プロセス)
用途
金属間接着
サンドイッチ構造
コンポジット間接着
形状
灰色のフレキシブルフィルム接着剤で、5種類の重量があります。4つは支持されていない状態で、1つはナイロンの織布キャリア付きです。
使用方法
前処理
使用するすべての被着体は、汚れがなく、接着に理想的な状態であることが重要です。前処理は使用する基材によって大きく異なりますので、最適な処理方法についてはヘクセルコンポジット社発行の「Redux® Bonding Technology」を参照してください。
アルミニウムの前処理と接合に時間がかかる場合、最適な接合面を維持するために、前処理面をRedux® 112表面前処理保護溶液で保護する必要があります。
これにより、前処理面を劣化させることなく、最大3ヶ月間、接着を遅らせることができます。Redux®112を正しく塗布すれば、Redux®312の接着性能は変わりません(詳しい塗布方法は、関連するデータシートを参照してください)。
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