動的粘弾性測定装置(DMA)の最新シリーズです。
磁気回路を刷新し高周波高分解能のLVDTを搭載することにより、低荷重から高荷重までの測定を高精度で行うことが可能となりました。
安全面を重視して、新規冷却システムである電気冷却式ガスチラーを採用し、液化窒素不要のマイナス温度域での測定を実現しました。
自動車、航空機、エレクトロクス分野を中心に、高分子材料や複合材などの研究・開発ではもちろん、幅広い分野の品質管理部門でも、最先端の技術を容易に活用していただけます。
荷重出力部の磁気回路を刷新し、従来比2倍となる最大20Nの荷重出力を実現したことで、高弾性率の測定が可能になりました。また、荷重出力が増したことでより厚みのある試料の測定が可能になり、従来は測定前に細く加工する必要があった試料も、本製品ではより実際の形状に近い状態で測定でき、測定前の準備にかかる時間の削減にも貢献します。