CMOS検出器搭載により、より精度の高い分析を可能にしたフラグシップモデルです。
新たな光学系によりシリーズ最高の精度ながら、コンパクトになった筐体は卓上に設置が可能であり、研究、品質管理、品質保証と様々な場面で活躍できます
CMOSセンサの採用
検出器をCCDからCMOSに変更することで、分解能が従来機と比較して倍に向上しています*1。
様々な合金の微量有害元素や不純物の検出
鉄鋼中のN(窒素)やアルミニウムダイカストにおけるリン(P)、ビスマス(Bi)、アンチモン(Sb)、カルシウム(Ca)など様々な微量有害元素の検出が可能になりました。
ピークポジションアライメントシステムの採用
ピークポジションアライメントシステムは、取得するスペクトルのピーク位置を自動で調整することで、温度や気圧などの変化によるドリフトの影響を最小限に抑えています。
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長寿命と低ランニングコスト
直接測光方式(Direct Light Path)
本装置では、光ファイバーを使用しない直接測光方式にすることで、光ファイバやレンズなどの光学系部品のメンテナンス頻度や経年劣化の影響を最小限に抑えています。光学系をコンパクトに設計することで、少ないArガスで運用できるため、日々のランニングコストも低減することができます。
メンブレンポンプの採用
メンブレンポンプは騒音発生を抑え、オイルレスで稼働するため日常でのメンテナンスを軽減します。