米国陸軍工兵隊は、ブライアン・コンストラクションとバトラー・ヘビー・ストラクチャーズを、C-17グローブマスターIII貨物輸送機と部隊輸送機のための43000平方フィートのメンテナンスとテスト施設の構造鋼の設計と製作に選定しました。
この施設の計画では、航空機の洗浄、スポット塗装、複合材の修理のためのエリアが設けられています。航空機の分解、修理、組み立て、部品のテスト、等時性検査、メンテナンスなどの活動が行われる予定です。この施設は、格納庫の幅に渡るフラットボトムトラスと、1:12のダブルスロープ(切妻)屋根に合わせたトップコードでクリアスパン構造として設計されています。
Butler Heavy Structuresは、格納庫が耐震性の高い地域にあることから、ブレース構造の設計を採用しました。格納庫のスタンディングシームメタル屋根システムには、11/2インチ深さ×18インチゲージの波形屋根デッキに3インチの硬質ボード断熱材が組み込まれており、滑走路の端に近いため格納庫外からのジェット騒音を低減するのに役立っています。側面とエンドウォールの8インチゲージの内側と外側の面には、10フィートリボン状の半透明パネルが設置されています。この冗長性により、自然光を取り込みながら、ジェット機の騒音を低減することができます。
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