データ比較機能は、2つの3Dデータをダイレクトに読み込んだ後、形状間の差異を検出する機能で、設計変更箇所の確認やデータ変換後のデータ品質を検証することができます。 パーツやアセンブリをカスタマイズした精度で比較することができ、高速にパワフルなグラフィックで明確に結果を表現します。 異なるフォーマット間の形状を比較することも可能です。
不一致箇所は、カラースケールとフィルタ機能で強調表示されます。 簡単なインタラクティブな検証も可能です。形状の他にも、アセンブリ構造(パーツの追加や削除、移動)、PMI、属性、フィーチャーの比較も可能です。 バッチモードでの実行も可能であり、プリントや画面上、軽量のビューワフォーマットなど、それぞれに適した様々な形のレポートをグラフィカル出力します。
比較対象は以下の通りです。
・パーツやアセンブリの形状
・アセンブリ構成(パーツの追加・削除・移動)
・PMI(寸法、公差、テキスト注釈、幾何公差など)の文字列
・履歴情報(フィーチャ有無、パラメータ等)
干渉チェックツール
干渉チェック機能は、3Dデータをダイレクトに読み込んだ後、パーツやアセンブリ間の干渉を高速に、且つ高精度で検出します。 干渉の計算アルゴリズムは、ボクセル表現から近接関係を高速に計算し、近接要素間の干渉を正確に計算します。 その為、大容量のデータも短時間で読み取りチェックします。 大規模データの処理は、マルチCPUおよび複数サーバー間の並列分散処理も可能です。
XMLファイルを使用してパーツをリストすることで、そのパーツをプロセスから除外することも可能です。
チェック結果ではモデル全体が透過され、検出された干渉は交差曲線によって強調表示されるため、干渉箇所を明確に確認することができます。 結果のレポートファイルには、干渉に関わるすべてのパーツのリストと、交差曲線で干渉箇所を示した画像が含まれており、情報の共有化が可能です。