SD-502は、温度のみを測定するベンチトップ型の環境試験器です。 実験台に設置しても、ワークスペースに手を伸ばせば簡単に安全にアクセスできるように設計されています。
また、SD-502を2台重ねると、作業スペースが2倍になります。
構造 内部のワークスペースは304ステンレス鋼で覆われており、蒸気密閉構造になっています。外装はヘビーゲージのスチールに耐久性のあるパウダーコート仕上げで、長期間にわたって清潔な外観を保ちます。2つの層の間には、高効率で低kファクターの断熱材が使用されています。このチャンバーは、長年にわたって使用できるように作られています。
循環システム 環境試験において、空気の循環は非常に重要です。SD-502テストチャンバーは、独自のバッフルとファン設計の組み合わせで構成されています。これにより、ワークスペース内の温度条件を最適化します。
ヒーティングシステム SD試験室は、オープンセラミックコアニクロムヒーターを搭載したヒーティングシステムを採用し、±0.5℃以内の信頼性の高い正確な温度制御を実現しています。
冷却システム SD-502の冷却システムは、1段構成の内蔵型機械式冷凍機と空冷式コンデンサーで構成されています。オプションで水冷式コンデンサーも用意されています。
液体窒素やCO2によるブースト冷却を追加することで、さらに高速なプルダウンが可能です。急速冷却が必要なストレステストに最適なオプションです。
ブースト冷却を行わない場合でも、AESの標準カスケード冷凍システムは、環境試験器メーカーの中で最も速い標準変化率を実現しています。
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